"自担"に出会うまで

 

推しは作るものではなく出会うもの

良く言われるフレーズだが、私の場合は出会ったというのかはすこし微妙な部分がある。

そもそも、ジャニオタ界隈では推しのことを自担と呼ぶ文化があり推しとは”出会う”が自担とは出会うという表現に当てはまらないなと思ったので今回この記事を書いてみた。

私の中で自担推しはすこし意味合いが違う。

”推し”とは実生活に影響のない範囲でタイミングが合えば楽しむもの、”自担”とは生活の中心にその人を入れ込むものだ。

もう少し具体的に話すと、私の休日スケジュールは年単位で既に自担のために空けている状態であると言うとわかりやすいと思う。

公演は約2ヶ月前には決まっているので友人などとはその隙間で遊び、他で行きたい公演があれば絶対に自担の現場などがかぶらないことを計算してチケットを取得する。

(流石にライフイベントは別)

多分世間的に言えば本命とゆる推し…が自担と推しの違いに近いのではないかと思う。

 

自担と名乗るハードル

平成のゴリゴリオタクの感覚で言うと担当というのはたった一人に向けて使う言葉である。それゆえ担当と名乗ることへのハードルは高い。

私が担当と名乗ったのは、皇輝くんが二人目。つまり、担降りというものを初めて経験させてくれたのも皇輝くんだ。

もともと箱推しDD気質であり、少年忍者は人数も多くて一人を選ぶなんて無理だと思っていた。

なんせ顔が好きだけで少なくとも三人は名前が上がるし、それぞれのいいところを見るたびにこの子のこういうところ素敵だなと思い始めたらひとりなんて選べないよーとなるのが常だった。

そんな私を自担にした決め手はドリボだったと以前ブログで記載したがこれは決め打ちみたいなもの。明確なポイントは覚えていなかったのでいつどのあたりから皇輝くんのオタクになっていたかを掘り起こしてみた。

 

 

私が少年忍者と運命的な出会いをしたのは2020年。しかし存在を知ったのはもっと前の2018年末で現在の自担である川﨑皇輝くんに至っては2014年には知っていた。

それならばこの時から推していたら良かったのに、と思うことはあると思うが、そのときには自分の琴線にふれなかったのだからその時は推しどきではなかったのだと思うようにしている。

ハマったときが推すタイミングでそれ以前でもそれ以後でもない。

学生のうちは必ず遠征となる関東にハマらなくてよかったと本気で思っている。

 

今回は彼を認知した頃までさかのぼってみた。

 

★ジャニーズjrナンバー1決定戦 (2014年)

おそらく本当の初見。目当ては永瀬平野の二人で視聴した特番である。一応jrを齧っている人ならお察しな番組だったわけだが、そこに居たのが渉と皇輝くんだった。

この時点で渉のことは兄のおかげではっきり覚えていたのだが、ちびっこ過ぎたので眼中にはなくそのシンメとして置かれて数人単位に選ばれた君は売り出したい子なんだね。と現状通りの把握であった。

 

3秒笑って(2016年)

言わずと知れた村上真依人ラウールを知った日でもある。本当に申し訳ないが、このクレジットにヴァサイエガ渉か川﨑皇輝の名前があったら買っていた。

その頃知っていたJrの一番年下が二人だったし、いつか推すかも知れないと思ったからだ。しかし、クレジットに二人の名前はなく、驚きとともに購入を見送った。しかし、そのとき買わなかったことを大変後悔している。

なぜならば、3秒笑ってのCD音源には二人の声が入っているのである。何度確認しても名前クレジットはありませんが。

逆詐欺とかありなのか?闇すぎるだろ。

この時、買った後悔より買わなかった後悔を本当に推すことになり4年越しに実感するとは思いもしなかった。

しかも本当に少年忍者似ハマり、川﨑皇輝を自担って言っちゃってるよ。直感ってバカにならないね?

 

★映画 少年たち(2019)

いきなり5年の月日が流れる。残念ながらあまり時間もなくそのころの自担以外はほとんど見ていなかった時期である。とはいえ目にする機会は複数あったのだが記憶に残っていないのだ。(Mステでのアイランドシリーズも亀PもぎゅっともKPもおいシャンも見ているはずである)

この映画で、看守長の息子を演じたのが皇輝くんだった。

本編で一番子供らしさを求められる重要な役回りが与えられたこの子はやはり色んな人を投影されるに値する子なんだと思った。

 

★ジャニーズjr祭(2019)

配信勢、全く記憶なし。でもS.C.はちょっと覚えているのでこきわたおっきくなったねぇという感情だけだった。

内村くんはお名前存じ上げず、このとき2TOPであったことも後で知りました。

 

youtube始動(2019年12月)

相変わらずしっかりしているなぁ。安心感がある本当にこきわたがんばれー!と思ってみていたら同じグループに弟居た衝撃。あと噂の坊主くぼれん。

元木ワクワク、真っ黒IKKOの黒田、陥没天然深田を覚えるも、こうき×2、こうせい、こうせい、りゅうせいゆうせい、しょうせいに大混乱。

多分ゼロ知識で忍者いったん覚えようの壁はここ。

 

★IslandTV

コロナ禍においてIslandTVというコンテンツが整備済みであった恩恵は計り知れない。サ終してしまったが、少年忍者の大人数の認知向上にも貢献したと思っている。

ちなみにSTAYHOME期間毎日投稿をしていたのは川﨑兄弟と久保廉のみ。途中からしか追えてないが、最初に投稿し始めて最後までやりきった皇輝くんを見てこの子は本当にプロと呼ばれるだけあるなと感嘆した。

この後、10分ラジオという独自コンテンツを自宅からほぼ欠かさずに毎週投稿してくれた兄弟本当に継続力と企画力があってすごいとしか言えません。自主投稿がゆえ途中で他チャンネルのように消えていくのが普通です。実家で時間を合わせやすいとはいえ二人の継続力の強さがすごすぎる。

 

★Happy live with you(2020年6月)

まだYoutubeを追いかけはじめたばかりの頃。配信でjrがあるとことを知って即購入した。

実はこの時好きだったのは内村くんだった。きっかけは滝行(5月20日投稿)とあと3150!の高校生らしいノリ。

この日のパリマニで背中合わせのうちわくをみて完全に沼の底が抜けた。WEST通ってた頃の大好きな曲を披露されたら落ちるしかなかった。

 

7/15ついに初めてアイランドストアにて写真を購入。この時は全員一種は購入しようと決めてあとはビジュアルで複数種買ったメンバーが居た模様。皇輝、織山、内村、安嶋、将聖、平塚、檜山が複数種注文されていた。ハロウィングリフォ等も複数種買いしたメンバーはほぼ変わらず。

 

★Summer paradice (2020年8月)

完全に新規ハイまっただ中だったので躊躇いなく全公演を即日購入。もちろんバックののえるさんと松倉くんの公演も買いました。

まだまだ3150で楽しそうだし、子どもたち頑張っていてかわいい期。多分jr担は誰もが楽しめるオリジナル曲のないこの時期の正解セトリ。

皇輝さんは安定感と、カレカノ選ぶんだ?のギャップがあったもののスルー。ようやく可愛いかも?と気がついた頃でもある。

ニコニコペットショップの店員さんする姿と、Make my dayの煽り顔のギャップが好きでキュンキュンしていた。

 

Youtube お手紙書きましょう(2020年9月投稿)

やっぱりうちわくとひやあおって尊いシンメなんだ!期。

そわそわおちつかない皇輝くんがかわいい回でもある。

やっぱり檜山くんの顔が好きだなー、もし担当って名乗ることがあるなら檜山くんかもと思っていた。

ちなみに好き顔は檜山、黒田、内村、安嶋(久保:2023年以降)。

 

★L&配信(2020年10月)

まだまだクリエG贔屓健在。STARRIDER最高だった。ちなみにアリツア外れていたので、本当にバックについてたら悔し泣きしてました配信で見れてありがたかった。

バーテンさん衣装が一番好き。

 

★POP&STEP(2020年10月)

SexyZoneのバックにつくとのことで配信購入。

Tell Me whereで真っ黒衣装をみた時、皇輝くんがドンピシャで琴線に触れた記憶がある。

皇輝くんってこんなかっこよかったっけ?という衝撃。皇輝くんと言えば本当に名の通りの笑顔の印象だったので、こういう色気をだせるんだ、と魅力発掘となった日だった。

 

★IslandFes(2020年11月)

BEATLINEでファンカッションをついにこの子達が引き継ぐ時代なんだって胸熱した。

我武者羅(覇)時代を知っているオタクなので。

かなりヘイトの貯まる公演序盤やなんだかんだで、もにょもにょしががらも、初オリジナル曲が披露出来ることに浮かれまくって早口になる皇輝くん可愛いな?と思った。

 

★ELF(2020年12月)

jr目当てとして初めて東京に降り立つ。とはいえコロナまっただ中なので日帰り。主演が岩﨑大昇くんなので、頑張れーと思いながら無邪気なマイケル少年を見届ける。

 

★火の顔(2021年3月)

同じ日程でハロコンあるじゃん!飛んじゃお★とフッ軽オタク現場に飢えすぎて初主演は1回だもんねを言い訳に飛ぶ。吉祥寺といえばラストフレンズなので、そのあたりも散策出来てウハウハで帰宅した。

ちなみに三鷹に友達が住んでいたのも大きかった。

 

桶狭間(2021年3月)

皇輝くん、信長役なんだ。前髪なし初めて見たかも。(ボイスは見てないんだごめんね!)

ここまでの皇輝くんの印象はなんでもそつなくこなせる器用貧乏なタイプのリーダー。少し不憫なところのある子、だったのだが、堂々とした佇まいにうつけものの役いいな。と思った。ここから皇輝担へのカウントダウンが加速する。

 

★文豪少年(2021年4月)

出るのは半数なんだと思いながら次につながればいいと思い即契約。

実績のある皇輝くんの回はかなり期待していた回でもあったのだが、実際その期待も悠々と飛び越えてくる演技でもっと演技を見たいと思った。

 

この直後、5/9に注文したアイランドストアでは当時販売中であった皇輝くんの写真全種をすべて3枚ずつ購入していた。…つまりここでもう推したい子が決まっていた、の部分にようやくたどり着くわけである。

といいたいところではあるが実はこの時点では内村青木も複数種複数枚購入しており、この直後のレイニーグリフォも同様であった。

 

★kappa(2021年6月)

全滅にjr現場の厳しさを知り、現在までずっと仲良くしてもらっている友人に同行させてもらって見た公演。

文豪少年での青木くんが普段とは正反対な性格を演じている所をみて青木くんのこと皇輝くんと同じくらいに気になっていた。ちなみにこの頃に関ジュ名義だったjr情報局名義を川﨑皇輝へと変更している。もうそれは皇輝担宣言と同じでは。

 

★ロミオとロザライン(2021年7月)

皇輝くんの演技が好きだったので申込みが決まった瞬間に躊躇いなく申込んだ。その上、また夏に例の伝染病が流行りだすかもしれないと予測を立てていたので、絶対に見れない事態は避けたいと東京遠征もきめた。

ちなみに関西公演があり、なおかつチケットが最速のFCで取得済みであるのに東京まで飛んだのはあとにも先にも皇輝くんの舞台だけである。見てわかるとおり本気である。

それでも皇輝担であることは認めていなかった。なぜここまで来て心がわりするかもなんて不安になってんだよ。はやく認めろよ状態である。

 

★サマステ2021

fcでは一枚も取得できず一般で取得し参加した。もちろんペンライトはパッションピンク。まだ5-8-9のくくりが多かったので8人のときは青木くんのピンク。ユニットは出ている中で好きな子の色を灯した。いわゆるコロペン勢である。

少年忍者全員を生で見た初めてのライブだったのでロックオンはせず全員を見ていた…つもりである。つもりなだけで今よりはマシとはいえ記憶はかなり皇輝くんの歌ってる姿ばかり。

つまり皇輝担の覚悟がなかっただけですでに皇輝強火推しだった。と今なら言える。

 

★DREAMBOYS(2021)

運命のドリボ初日。

本当にここまでずっと認めてあげられなくてごめんね。私やっぱり皇輝くんの事を応援したい!とアカウント作成を決断。

といいつつもえー、やっぱり担当は皇輝くんかなぁとか言ってた。往生際が悪すぎである。

おまえどっちにしても皇輝くんしか見てなかったよ。

 

 

改めてここまで振り返って私が皇輝くんを好きになって応援したいと思ったきっかけは演技だ。

もちろんアイドルらしい笑顔や、ダンスも大好きではあるが一番自分に刺さるのは演じているとき。アイドルを応援している中で俳優の部分が一番好きなファンにやや疑問を持っていたが、今ようやくそちら側になったわけである。

とはいえ、アイドルである彼に出会ってもちろんそのアイドル的な部分も好きなのがどうしても腑に落ちなかったのだが、つい先日ある仮説が思い浮かんだ。

私は彼が表現として作り上げるものが好きなのではないか。

紡ぎ出される言葉、踊っているときの表情、演じているときの間のとり方。私は表現者としての皇輝くんに魅せられたのだ。

これからも、皇輝くんの携わる作品が増えていくところを見ることが出来ると思うとワクワクが止まらない。

私にとって最高の自担です!

 

少し遅れてしまったけれど、ジュニア大賞の恋人にしたいジュニアランクインおめでとう!